岡山東地区ろうきん友の会
認知症研修会を開催
(会長 大野 健一)
10月2日(水曜日)、岡山東地区ろうきん友の会では、備前地区ろうきん友の会と合同で、認知症の予防と対策「最後まで、わたしらしくいきるために」をテーマに、研修会を開きました。研修会には会員など30名弱が参加しました。
研修は瀬戸内市の地域包括支援センターの協力で、①簡単なレクリエーション ②認知症の基礎知識 ③生活リズムを整えることの大切さ ④体操 を1時間程学びました。その後、中国労働金庫の取り扱う「認知症治療保険」の説明を受けました。参加者からは「ためになるところがあり良かった。先が判らないし、保険も考えなくては」との声がありました。
認知症は誰にでも起こる脳の病気で、高齢化に伴い、認知症高齢者の数は増えています。正しい知識を持ち、日々の生活での予防につとめながら早期発見と治療することが大切です。
認知症を予防するためのポイントは、①地域の集まりや趣味、ボランティアなどを通じて、積極的に外に出て、人との関わりを大切に ②適度な運動は、肥満や動脈硬化を防ぎ、脳の働き活発に ③さまざまな栄養をバランスよくとること ④午後1~3時にとる短時間(30分程度の)昼寝。短時間の昼寝は脳の疲労回復に役立ち、アルツハイマー型認知症の発病を5分の1に減らす効果がある、と言われていました。これら4つのポイントを実践し、認知症になりにくい生活習慣を身につけることが大切です。
友の会として、これからも様々な問題を取り上げて研修会を行っていきたいが、参加者への呼びかけをどうすれば良いか課題もありました。