萩地区ろうきん友の会
友の会役員学習会を開催 お金にまつわるetc.
(会長 西村 正夫)
7月17日(金)午後4時から、中国労金萩支店会議室において2020年度新役員一同が参会し、学習会を開催しました。チューターは労金萩支店の田中支店長。今回は「空き家編」と題して仲良く勉強。
ここ数年、全国的に深刻化している「空き家問題」に対処するため、2014年11月に「空き家等対策の推進に関する特別措置法」が公布、2015年2月に施行され、空き家に対する対策はいま必須となっている。
そこで、
- ①現代のこの国の「空き家」状況を把握
総務省の比較的新しい調査でも全国になんと846万戸とある。しかも年々増える一方。
いわゆる少子高齢化と人口減少が最大の原因とのこと。 - ②またの原因は
新築住宅の需要が高い傾向にあるという。つまり住宅が余ってしまうとか。また核家族で親子が離れ離れに生活する社会的事情がある。 - ③では、どんなリスクがあるの?
空き家は周りの環境への悪影響や不法侵入など犯罪に繋がる恐れもあり、また住宅の需要と供給の差がどんどん大きくなる。そこで住宅そのものの価値がますます下落してしまっている。 - ④そこで空き家を活用しなければもったいないのではないか。空き家を売って希望者に有効に使ってもらう。古くなって環境に悪影響が出る場合は解体し、更地にする。
- ⑤さらにはリフォームして賃貸住宅とする。
などなど困っているときは一度専門家に相談する方法もあること。
【空き家バンクの活用】
全国の市町村では「空き家バンク」制度を設置し、相談窓口を開設している。空き家を所有しているが、その処置に困っている場合にいろいろと相談に乗ってもらえる。すると、受け付けた自治体では、該当の空き家を調査し、その写真を含む詳しい情報をバンクに登録、インターネット上で全国に発信してくれる。手数料は無料。ネットに掲載されることから日本全国いや全世界の人々が検索閲覧できることとなる。
萩市の人口は40年前に比べ約半分になっている。Uターン・Iターンに今この空き家バンクが大いに活用されており、空き家対策に大きな力を発揮している。
以上、空き家問題に関連してセカンドライフを楽しむ新しい住宅ローンとして人気上昇中の【ろうきんリバースモーゲージ型住宅ローン】の内容紹介と説明があり、参加者一同大変良い勉強となりました。
- □自宅を購入しても退職金を手元に残したい
- □便利な都市部のマンションに住み替えたい
- □退職後の住宅ローンの返済負担を軽減したい
- □年齢的にローンの借入が難しいけれど安全なバリアフリーにリフォームしたい など