浜田地区ろうきん友の会
【講習会報告】 浜田市の歴史を学ぶ、フレイルと認知症
(会長 鹿森 偉左雄)
10月30日(水)46名の参加をえて、講習会を開催しました。鹿森会長より「今回は友の会20周年の記念として2つの講座を開催しました。浜田市の歴史を知り、後世に語り続けたいことと、我々が日常生活で健康で、長生きするために日頃から注意しなければならない、高齢者にとっても身近なテーマを設定しましたので真剣に受講して欲しい。」と挨拶をしました。
浜田市の歴史を学ぶでは、江戸時代の紙文化の講演を受けました。
石見では、平安時代より紙漉が行われていて、藩において紙漉が奨励や統制が行われるようになる。やがて藩が年貢として上納されるようになり、問屋や大阪方面に出荷されるようになる。都茂村、丸茂村から上納された高級紙は幕府にも献上されるようになる。
石見地方は山に囲まれた地形で、農業には不向き、冬季農閑期には農家経済の安定のために、紙漉が発展したと講演を受けました。
今放送中の大河ドラマ“光る君へ”の紫式部が使う紙に興味を持ちました。
フレイルと認知症講座では、フレイルとは健康体から、要介護の中間の状態をいい、フレイルの状態の説明を受けました。様々な事例説明で充分に日頃から注意しなければならないことに気づきました。
認知症になる前に気を付けることでは、認知症機能低下のブレーキのカギをかけること、そのためには身体を動かし、同時に頭を使うことが必要であると説明を受けました。改めに認知症予防に効果的な社会参加の友の会活動の必要性を感じました。
鹿森会長挨拶
浜田市の歴史を学ぶ【江戸時代の紙文化】
浜田市教育委員会 濱松里美講師 講演
フレイルと認知症
浜田市健康医療対策課 紀みどり講師 講演
ろうきん浜田支店藤原支店長挨拶