各地区の活動報告

各地区の活動報告

米子地区ろうきん友の会
好評でした「米子のまち歩き『小路で発見 米子の歴史』」研修会

 米子地区友の会の今年度行事第二弾として、この時期にしては汗ばむ天候の11月19日(木)、屋外での研修会を実施しました。

 この研修会は、年度当初には計画はありませんでしたが、コロナ禍の中「密」なバス行事等は避け、近回りの屋外散策はどうかと企画・実施しました。

 その名も標記のとおり、今も残る米子の下町へのタイムスリップへの誘い。

 そもそも、現在の米子のまちは、戦国時代末期の米子城築城を契機に形成された城下町であり、城下米子のまちの多くの小路が残されており、商人や町民の歴史や出来事が垣間見える貴重な地域として歴史ファンに再認識される人気スポットとなっています。

 今回はこれに着目し、労金職員OBの「米子まちなかガイド」本村さんの案内で実施予定でしたが、募集人数をはるかに超える会員等28名の応募となり、ボランティアガイドさんの応援をお願いし、2クルーの賑やかなまち歩きとなりました。

 当日朝、山陰歴史館に集合した一行は二手に分かれ出発。加茂川沿いを歩き、全国に四か所しかないという城下のお寺の配置の一つである寺町散策、米子城修繕の際莫大な資金を提供した褒美に譲り受けた、初代米子城「しゃちほこ」を今も大切に保管している鹿島家訪問など、おおよそ2時間の散策を楽しんだ後、少し遅い昼食をいただきました。
 食事の時間には、散策した心地よい疲れと余韻を楽しむ会話に満たされていたようです。

 食後コーヒータイムでは、「研修会その2」として労金米子支店・大野支店長から、金融業界におけるコロナ禍による対応の変化、低金利時代の中での市中銀行等の対応等これからの取引の注意点などを聞き、少し現実に引き戻された時間となりました。が、労金は「当面は大丈夫」との締めの言葉に、一同一安心でした。

 事務局として、この度の参加者の皆さんにアンケートをお願いしましたが、何と!「参加した感想は」の問いに、100%全員の方より「良かった・楽しかった」といただきました。

 また、「普段何気に通っている街並みに米子を再認識した」「今後も継続して行事を」など、この度の行事を好意的に受け止めていただいたと認識しました。合わせて今後の取り組みについても多くの意見をいただきました。

 友の会の活動に対し、皆さまの期待を感じたところです。
 次年度計画の参考にしていきたいと考えています。

米子城山をバックに「ハイ!チーズ」 山陰歴史館前庭にて