浜田地区ろうきん友の会
【講習会報告】「骨折転倒予防について、戦争体験聞き伝え」
(会長 鹿森 偉左雄)
9月29日(月)、46人の参加をえて講習会を開催しました。田村事務局次長が開会の挨拶として、今年度の初めての事業で、浜田市出前講座と、戦後80年をテーマした2講座を用意しました。我々が日常生活で健康で、長生きするために日頃から注意しなければならない骨折転倒予防と、戦後80年浜田市の歴史を知り、後世に語り続けたいことと、身近なテーマを設定しましたので、真剣に受講して欲しいと挨拶をしました。
労金池内支店長が、日頃のお礼として、商品の紹介、窓口で友の会の旅行の写真展示を見て友の会に加入された会員がおられたことの紹介、今後の友の会との強固な連携を図っていきたい旨の挨拶を行いました。

浜田市出前講座では、リハビリテーション島根の作業療法士 古谷 翔太様が、骨折転倒予防についての講演をされました。
骨折転倒メカニズム、運動療法、転倒に関するクイズ、椅子に座ったままの運動として、つま先上げ、股関節と足関節の運動、ストレッチなど実際に実施しました。最後にまとめとして、転倒や骨折は“年のせい”と思われがちですが、実は運動や生活の工夫で予防することができる、1日5分の積み重ねが、大きな安心と元気につながります、とまとめられました。

次に、虫谷 昭則様が「戦後80年・昭和100年」と題して講演をされました。太平洋戦争に至った経過、浜田市に残る戦争遺産の紹介のなかで、大日本帝国陸軍・歩兵第21連隊跡、軍神・佐々木直吉海軍少尉の慰霊碑、浜田靖国神社・陸軍墓地公園・防空壕・当時の学校生活・一般の生活・浜田空襲などを、当時の写真、日記、寄せ書きなどを交えて講演されました。最後に、戦争体験聞き伝えを小学校でするなかで、命を大切に、今のあたり前に感謝して、役立つ人になりましょうと話されました。改めて戦後80年 昭和100年の意義を感じる講座でした。