各地区の活動報告

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浜田地区ろうきん友の会
呉艦船めぐり、海軍自衛隊第一術科学校の旅

(会長 鹿森 偉左雄)

 10月30日(木)、好天に恵まれたまさに旅行日和となり、「呉艦船めぐり・江田島の自衛隊第一術科学校の観光の旅」に総勢41人で出発しました。今回の旅は戦後80年節目にあたり、もう一度戦争のことを学び、二度と戦争を起こさないことを確認する事で江田島海軍学校を取り入れた、と車中鹿森会長の挨拶後、労金池内支店長の日頃の協力に対するお礼と、特に預金達成が非常に厳しい状況での預金の協力をお願いしたい旨の挨拶を受けました。
 呉艦船めぐりは、海上自衛隊の潜水艦や護衛艦、建物跡、巨大タンカー、世界でも最大級のコンテナ、数々の造船所を間近で見られ、迫力満点でした。特に戦艦大和が建造された建物は、周囲から見られないような壁を作って秘密に造られた、まさに総力を結集して建造された戦艦であつたと説明を受けました。
 護衛艦、輸送艦、目玉の潜水艦を的確で流れるような説明でしたが、全てを理解するのは難しかったが、凄いんだなという感は伝わってきました。それぞれの船に役割があり、任務を果たしているということも分かりました。また大きなタンカーを小さな介添えの船で回転させる光景には、不思議な感じを受けました。
 海上自衛隊第一術科学校では、自衛官OBから参考館までの道程では立て板に水のごとく説明されました。旧海軍兵学校跡地・自衛隊幹部候補生の庁舎・参考館・講堂・旧海軍の関連資料の説明を受けた後、見学をしました。特に大理石の講堂・長い廊下はテレビ放映がされた【坂の上の雲】の撮影場所でもありました。海軍資料館では、戦争で旅立つ前の隊員の日記、遺書が展示されており、思わず当時の隊員の気持ちを思い、涙を誘われました。士官学校の重厚で整然とした佇まいと、手入れの行き届いた構内の芝や砂地、これぞ現在に引き継がれた海軍魂と感慨無量でした。日本には日本を守ろうとする若者がいることを肌で感じました。正門の松が、海の近くでも真っすぐに伸びているのは何故かと聞き、さまざまな声がありましたが、【きおつけー】と自衛官から活を入れられました。
 はい、松も【きおつけー】です。思わず(笑)。
 最後に桜と錠の正面で記念撮影。
 車中ガイドさんの先導で同期の桜を合唱。正に戦後80年を考える小旅行となりました。

江田島海上自衛隊第一術科 正面玄関
講堂 坂の上の雲撮影場所で
呉艦船めぐり